天の岩屋戸

戸隠神社5社と天岩戸伝説のご祭神。5社御朱印と参拝記念アイテム

2019年7月25日に初めて戸隠神社5社を訪れました。
また、2019年7月25日に再訪することができました。この時、5社の御朱印を全ていただきました。
※写真は、緑が美しい2019年7月25日に撮影したものです。

戸隠神社「天の岩屋戸」古事記物語

母を慕い泣いてばかりいるスサノオ

イザナギは三貴子に命じました。
アマテラスに「高天原を治めなさい」
ツクヨミには「夜之食国(よるのおすくに)を治めなさい」
スサノオには「海原を治めなさい」

しかし、スサノオだけは海原の国を治めることなく、母イザナミを慕ってまるで暴風雨のように泣いてばかりいます。山々はふるえ、木は枯れて、海や川は干上がってしまったほどです。とうとう、イザナギはスサノオに問います。

「どうして、お前は国を治めず、泣いてばかりいるのだ」
「私は母イザナミのいる〈根の堅州国( ねのかたすくに – 黄泉の国?)〉に行きたいのです。だから泣いているのです」

不思議なことです。スサノオはイザナミの子ではありません。が、イザナミを母と思っていたのです。イザナギは、やむなくスサノオを「おまえは、この国にいてはならない」と追放します。

スサノオ、高天原アマテラスに挨拶に来る。

スサノオは母を黄泉の国に訪ねることを決心し、高天原にいる姉アマテラスに報告に行きました。しかし、スサノオが来ると、高天原の大地は揺れるほどでした。
『スサノオが攻めてきたのではないか』と思ったアマテラスは男神のように髪を解いて両側に2つ結んで、弓を取り、完全武装して弟に対峙しました。

「高天原に、なにしにやってきたのか?」
「私は黄泉の国に行くことを姉さんに報告に来たのです。高天原を奪う、やましい心はありません」
「あなたの心が清いことをどうやって証明できるか」

「では、誓約(うけい)して子を生みましょう」

こうして、アマテラスはスサノオの十拳剣を三段に割り、水を注ぎ、口でかんで三柱の女神を生みました。一方、スサノオはアマテラスの勾玉を水で注ぎ、かんで五柱の男神を生みました。この結果から、スサノオはこう宣言しました。
「私の心が清いから、女の子が生まれたのです。だから、私の勝ちです」
誓約のルールを決めていた訳ではなかったので、アマテラスは一方的にスサノオに押し切られた形です。

アマテラス怒り、天の岩屋戸に 隠れる

その後、スサノオは高天原で、やりたい放題大暴れしました。ついに、機織り小屋の屋根に穴を開け、皮をはいだ馬を投げ落としました。驚いた一人の機織り女は持っていた道具で、体を刺して死んでしまいました。はじめはスサノオの暴挙を許していたアマテラスもとうとう怒り、天の岩屋戸に隠れてしまいました。
さあ、大変です。天と地は暗くなり、あらゆる悪霊が闇の中を暴れまわりました。

オモイカネノミコトの秘策

八百万の神は困り果て、天の安の河原で協議しました。しかし、いい方策はなく「知恵の神」オモイノカネノミコトに任せました。彼は、「祭り」の策を取りました。

まず、ニワトリを一斉に鳴かせます。次に、後に三種の神器になる八尺鏡(やたのかがみ)と八尺勾玉(やさかのまがたま)を作らせます。それから、アメノコヤネノミコトとフトタマノミコトに牡鹿の肩の骨と天の香山のカニワ桜で占なわせ、祭りが始まりました。見事なお供えをし、アメノコヤネノミコトが祝詞(のりと)を奏上します。そして、アメノタジカラオノミコトが岩屋戸のそばに隠れました。

エロチックなアメノウズメの舞

神楽が始まると、アメノウズメが桶を逆さにした上に乗り踊り始めました。アメノウズメは舞が進むと、乳房を出し、衣の紐も解き始めます。もう裸に近くなった女神の舞に、八百万の神は大喜びで騒いでいます。

アマテラスは外があまりに騒がしいので不審に思い、岩戸を少し開いて尋ねました。
「真っ暗闇の中で、みんなは一体何を騒いでいるのだ?」
アメノウズメが答えます。
「アマテラス様より、尊い神様がおいでです。それで、私が舞、八百万の神が喜んでいるのです」

この時、アメノコヤネノミコトとフトタマノミコトがそっと鏡を中に入れました。アマテラスは鏡に映った自分の姿に
『私の他にも、太陽のような神がいるのだ』と内心びっくりしました。

驚きのあまり、アマテラスは岩戸をもっと開いて外を見ようとしました。この時すかさず、アメノタジカラオノミコトが女神の手をつかんで、外に引っ張り出します。同時に、フトタマノミコトは、女神が岩屋に再び入れないように、シメ縄を張ってしまったのです。

この時、アメノタジカラオノミコトが、岩戸を地上に放り投げたとも言われています。落ちた場所が、ここ戸隠山だったのです。戸隠山の頂上がノコギリのようになっているのは、そのためです。これが、戸隠神社の謂れとなりました。

天の岩屋戸(画像所属:神宮微古館)

戸隠神社・5社のご案内

戸隠神社のご祭神には、人間として岩戸=様々な災難を開く、知恵と意志と力の神がいらっしゃいます。この戸隠神社5社には、ぜひとも一生に一度と言わず、二度三度お参りしてください。
冬の4ヶ月間は雪に覆われますので、奥社・九頭龍社を参拝することはできません。しかし、そのことが、戸隠神社を浄化させているとも言えます。

戸隠神社・奥社

奥社の鳥居
奥社の参道

7月の緑が美しい、奥社の参道

奥社の参道

隋神門
鳥居から約20分。この門は仏教の仁王門と同じで、左に櫛石窓神(クシイワマドノカミ)と右の豊石窓神(トヨイワマドノカミ)の二柱の神様が、悪霊などの悪いものが入らぬように守っています。一般的には、随身門と言いますが、まさにこの門は隋神門なのです。

櫛石窓神(クシイワマドノカミ)と豊石窓神(トヨイワマドノカミ)

戸隠神社・奥社の杉並木

戸隠神社の樹齢400年を超える杉並木(天然記念物)。

奥社・吉永小百合杉
吉永小百合さんが、JR東日本のCMで入った、通称「吉永小百合杉」。今は、しめ縄が張ってあり入れません。

戸隠神社・奥社から戸隠山を望む

天の岩戸が飛んできて、ギザギザになったといわれる戸隠山の山頂。

戸隠神社・奥社

【ご祭神】天手力雄命(アメノタジカラオノミコト)
開運・心願成就・五穀豊穣・スポーツ必勝などに御神徳があります。

戸隠神社・奥社の御朱印

戸隠神社・奥社の御朱印

九頭龍社

戸隠神社・奥社の左にあります。

九頭龍社

【ご祭神】九頭龍大神(クズリュウノオオカミ)
雨乞いの神・縁結びの神。虫歯の神としても知られています。梨が大好物。
一種のダジャレで、「歯なし」から「歯」をとると「なし」になるからです。

九頭龍社

九頭龍社の御朱印

九頭龍社の御朱印

戸隠神社・宝光社

戸隠神社・宝光社
戸隠神社・宝光社
戸隠神社・宝光社

石段は5つに区切られています。階段は全部で270だ。鳥居から上の3つの階段は193段あります。かなり急ですが、一段一段は約10cmほどで、なんとか登れました。

戸隠神社・宝光社
戸隠神社・宝光社

【ご祭神】天八意思兼命の子 天表春命 (アメノウワハルノミコト)。
中社のご祭神・天八意思兼命(アメノオモイノカネノミコト)の子。開拓学問・家内安全・技芸裁縫・安産。女性や子供の守り神としても信仰されています。

戸隠神社・宝光社

破風を飾る一番上の鳳凰の彫刻などが、素晴らしい!

戸隠神社・宝光社の御朱印

戸隠神社・宝光社の御朱印

神道

宝光社・社殿の右奥から神道(かんみち)に入り、次の火之御子社へいきます。(徒歩15分)

宝光社から神道へ

戸隠神社・火之御子社

戸隠神社・火之御子社へ

神道から火之御子社への分かれ道の表示。

火之御子社

【ご祭神】天鈿女命(アメノウズメノミコト)
舞楽芸能・開運・縁結び・火防。

火之御子社・西行桜

西行桜
社殿の右にあります。
この木のいわれの「西行と子供たちの掛け合い」は、犬猿の仲を彷彿させる洒落たエピソードがあります。
西行「さるちごと 見るよりはやく 木にのぼる」
(猿の子のように見えたが、すばやく木に登る人の子供だな〜)
子供「犬のようなる 法師来れば」
(猿とは仲が悪い犬のような法師が来たからさ!)

火之御子社・夫婦杉

社殿左横にある二本杉(夫婦杉)
この左横を上に上がっていくと2〜3分ほどで神道に戻れます。そこを右に曲がっていくと5〜7分ほどで、戸隠神社の中社に出られます。戸隠そばを食べられる食事処が多くありますが、店はけっこう早く閉店(16:00前後)してしまいます。

火之御子社・鳥居

神道からは、この火之御子社の鳥居には出られません。鳥居を見るには、火之御子社の社殿の前を下っていきます。(徒歩1分弱)

戸隠神社・火之御子社の御朱印

戸隠神社・火之御子社の御朱印

戸隠神社・中社

戸隠神社・中社

戸隠神社・中社の三本杉

戸隠神社・中社の三本杉
中社の三本杉の一本ですが、鳥居の前の左右にも2本あります。その3本を総して三本杉といいます。一辺が72mの正三角形に配置されていています。
三本杉すべてを、1枚の写真に収めることはできません。航空写真なら撮れますが。

戸隠神社・中社
戸隠神社・中社

【ご祭神】天八意思兼命(アメノオモイノカネノミコト)
学業成就・試験合格・商売繁盛・家内安全などにご神徳があります。

さざれ瀧

金運が上がるさざれ瀧。スマホの待受画面にするといいそうです。

戸隠神社・中社の社務所

社務所で御朱印をもらい、左へ行くと西参道の鳥居になります。これで戸隠神社5社巡りは終わり。中社を後にし、バスに戻りました。

戸隠神社・中社

戸隠神社・中社の御朱印

戸隠神社・中社の御朱印

終わりに。

戸隠神社5社の御朱印すべて集めると五社参拝記念が!

私が初めてパワースポット神社を参拝したのが、この戸隠神社5社めぐりでした。その時はまだ御朱印というものを知りませんでした。ですから、最初は戸隠神社の御朱印を私はいただいておりませんでした。ぜひとも、この戸隠神社の御朱印は欲しいと思っていました。

そして、2019年7月25日に再訪することができました。この時、5社の御朱印を全ていただきました。下は、五社参拝記念のしおりです。

戸隠神社の御朱印全て集めて記念品ゲット

戸隠神社・奥社 吉永小百合さんと杉並木