天橋立を早朝に歩く!

2020年11月22日、見たかった『天橋立』を見てきました。「四季の旅」利用

ついに念願の『天橋立』が見られました! また、眺めるだけと思っていましたが、まさか『天橋立』の上を歩けるとは! なんとラッキーなバスツアーでした。

下の地図では、智恩寺・文殊堂から上に歩きました。天橋立の幅は、60mから200m。100m未満が多く、両サイドが海になります。

MAP天橋立

智恩寺 文殊堂から天橋立へ

早朝7時ですから、社務所は空いてなく、御朱印やお守りなどはいただけません。可愛い扇子の形をしたおみくじが欲しかったのですが……残念!

文殊堂

山門

扇子の形をしたおみくじ

智恵の輪

智恵の輪
舟航の安全にそなえた輪灯籠。文殊様の慈悲の光を海上に放つと昔の人々は考えていました。

輪をくぐり抜けた者には、文殊様の智恵を授かるご利益があります。もちろん人がくぐり抜けられませんので、かわりに「かわらけ(瓦笥)」などを投げ運を占うのだと思います。(社務所が開いてなかったので確認できず)

いよいよ、天橋立を散策

天橋立のいわれ—『丹後国風土記逸文』より

与謝の郡。郡役所の東北隅の方向に速石の里がある。この里の海に長くて大きな岬がある。 前の方の突出部を天の椅立(はしだて)と名づけ、後の方を久志の浜と名づける。そういうわけは、国をお生みになった大神の伊射奈芸(いざなぎ)命が天に通おうとして梯子を造り立てたもうた。それ故に天の椅立といった。

ところが大神がお寝みになっている間に倒れ伏した。そこで久志備(くしび・神異)であられると不思議にお思いになった。それ故、久志備の浜といった。中ごろから久志というようになった。

イザナギが、イザナミに天上から通うために真名井原に梯子をかけ、天浮橋と名づけました。その天浮橋が地上に倒れて、 天橋立となったということでね。

天橋立は普通に歩けば30分ほど。私は朝の清々しい空気が気持ち良かったので、約1時間かけてゆっくり歩きました。

廻旋橋:中央部分が90度回転し船を通す

日の出(周りを暗くしています)

天橋立を渡った先の籠神社(このじんじゃ)の参道と言ってもよいでしょう。

右に出ると海水浴場になる砂浜

「磯清水」日本名水100選の一つ
周りが海に囲まれているにもかかわらず、この井戸は不思議にも海水でなく真水が湧いて出ます。手水舎として利用されています。(飲むことはできません)

天橋立神社「縁結び」で人気のパワースポット

ご祭神は、明治時代の史料では伊弉諾冊命(イザナギ)、江戸時代の史料では豊受大神と大川大明神・八大竜王。お参りする時は、「天橋立大明神」と唱えればよいです。

夫婦松
『一本の幹から釣り合いのとれた二本が現れ、夫婦の如く仲良く寄り添う明松』。このほかにも、天橋立の松林には数多くの名松があります。『天橋立名松集』としてまとめたいですね。


天橋立を抜けると「全国健称マラソン発祥之地」の石碑。
健称マラソンは、60歳以上の高齢者が対象です。その第1回がこの地だったそうです。「健称」とは、「(高齢者の)健やかさを称える」という意味でしょうか?

丹後一宮 元伊勢 籠神社

天橋立を渡り、3分ほどで籠神社(このじんじゃ)。まっすぐな参道、2つ鳥居が見えます。



神門と拝殿
神門の先からは撮影禁止。下の拝殿は、神門からのぞいて撮りました。本殿は写真でお見せできませんが、伊勢神宮と同じく神明造りです。

【主祭神】彦火明命(ヒコホアカリノミコト)
天孫降臨のニニギノミコトの兄弟神。海の奥宮である冠島(かんむりじま)に降臨。冠島は天橋立を眺められる傘松公園からみられます。
【相殿】
天照大神(アマテラスオオミカミ)
豊受大神(トヨウケオオカミ)アマテラスのお食事番
海神(ワタツミノカミ)
天水分神(アメノミクマリノカミ)

籠神社はもともとは豊受大神をお祀りしていました。第10代崇神天皇の時に、豊受大神と天照大神をご一緒にお祀りした後、天照大神は第11代垂仁天皇の御代に、豊受大神は第21代雄略天皇の御代にそれぞれ伊勢にお遷りになりました。その故事から、元宮という意味で「元伊勢」と呼ばれているそうです。

とても趣があるこじんまりした境内。枯山水のような一角もあり、ぜひ写真で紹介したかったのですが、撮影禁止で残念です。

籠神社から奥宮 眞名井神社へ

籠神社・境内の左横から出て右に曲がり、20mほど歩くとT字路に出ます。右に曲がり5分ほど歩くと、左に第一鳥居。そこから山道を3分ほどで奥宮 眞名井神社に出ます。

【ご祭神】
豊受大神 産業、衣食住の神様




天の眞名井の水
公式サイト〉では、こう説明されています。
この水は籠神社海部家三代目の天村雲命が神々が使われる「天の眞名井の水」を黄金の鉢に入れ、天上より持ち降ったご神水です。

ここより先[撮影禁止]

奥宮 眞名井神社「磐座西座」©️眞名井神社公式サイト〉より

磐座西座 もの凄いパワーを感じませんか!
磐座(いわくら:神が宿る石)。奥宮 眞名井神社の裏に鎮座。高さ1.2mほど。撮影禁止。この写真を見たときに「これぞパワースポット!」という凄い神秘さを感じました。

【ご祭神】
天照大神、伊射奈岐大神(イザナギ)と伊射奈美大神(イザナミ)

丹後一宮 元伊勢 籠神社と奥宮 眞名井神社の御朱印

丹後一宮 元伊勢 籠神社と奥宮 真名井神社の御朱印

天橋立を眺望する傘松公園。上りは急な坂道!

いよいよ、ず〜っと思い描いていた『天橋立』。早く、傘松公園へケーブルで上りたい!

しかし、コロナ禍の影響で通常8時から運行しているはずのケーブルとリフトは、何と9時から。事前に添乗員さんに聞いていましたが、今日は3連休の中日。なんとか早くならないかな〜という期待もありましたが、ダメでした。

バスの集合時間は10時。ケーブルですと頂上まで4〜5分。今は8時30分。9時まで待つか悩みましたが、近くの売店の方に「頂上まで、歩いてどのくらいかかりますか?」と聞くと、答えは、
「20分くらいでしょうか」

徒歩で登っていくことを決断。その山道ですが、ほぼ写真のような感じ。途中、何度か決断したことを後悔……。

天橋立傘松公園

きつい登り坂を歩いて上がったご褒美が、この天橋立の眺望です。青空でしたら、かなりきれいだったと思いますが、見れただけでも良かった!

ちなみに、きつい登り坂の頂上が下の写真の円で囲ったところ。ケーブルできた方は下の売店がある場所から天橋立を眺望しています。上にも5分ほどで登れる眺望台があるのに……。

—以下の写真は売店前の傘松公園から—

股のぞき」すると、龍が天に登っているように見える飛龍観が見られます。
山から下が海で、海が空、天橋立の手前の終わりが首にあたり、その上が頭ということですが……。

あなたには、龍に見えますか?

すみません。この写真ではちょっと飛龍観は無理ですね。


冠島杳島遥拝所
沖合に冠島・杳島が見えるそうです。霞んでいてどれだかわかりませんが、説明には、こうあります。
「両島は籠神社の海の奥宮です。主祭
神彦火明命(ヒコホアカリノミコト)と后神市杵嶋姫命(イチキシマヒメノミコト)が降臨しました」

智慧の輪
かわらけを投げて、輪の中を通ると願いがかないます。

かさぼうKasabo
天野浮橋が倒れて天橋立になった時、その一部が妖精「かさぼう」になりました。


笠松展望台からの眺望

下りは、ケーブルでなくリフトで降りました。
登りで疲れたきった足も浮かせると楽ちん! 天橋立を見ながら微風に当たり、開放感いっぱい! 約6分間でした。

籠神社を10時に出発して約2時間、ちょうど12時に京都に。約50年ぶりの京都です。

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