月山・御田原神社の御朱印月山・御田原神社の御朱印

2018年7月13・14日
出羽三山生まれ変わりの旅 その①月山(御田原神社)

西の伊勢参り、東の奥参り

古くより、西の伊勢神宮(祭神はアマテラス)に詣でることを「西の伊勢参り」、東の出羽三山に詣でることを「東の奥参り」と称し、双方を詣でることは人生の重要事項とされてきました。

出羽三山「生まれ変わりの旅」

【現世】羽黒山で今世での願いをかなえ、
【過去】月山ではご先祖様の霊がいるため死後の安楽と往生を祈り、
【来世】湯殿山で新しい生命(いのち)をいただいて生まれ変わる旅のことです。

出羽神社・開祖は蜂子皇子

蘇我馬子により暗殺された父・崇峻天皇。子の蜂子皇子は馬子から逃れるべく、聖徳太子によって匿われ宮中を脱出。海を船で北へと向い、山形県鶴岡市由良にたどり着きます。そして、三本足の霊烏(れいう)の導くままに羽黒山に登り、羽黒権現の御示現を拝し、山頂に祠を創建されました。次いで、蜂子皇子は、月山・湯殿山を開きます。
出羽三山神社公式ページ

新宿・都庁地下駐車場を21:45分発。

「えっ!22:00消灯!」
高速道路ではバス内の明かりは他のドライバーに眩しく危険なため、消灯する決まりになっているそうです。

しかし、ふだん1:00頃まで起きている私は、なかなか寝付かれませんでした。那須高原SAと寒河江SAの2回の休憩をとり、朝の5時に月山レストハウスに着きました。

霧に包まれた月山レストハウス

【月山8合目】濃霧の弥陀ヶ原湿原と御田原神社

「見えない!ものすごい濃霧!」

視界20mくらいでしょうか? 周りはぜんぜん見えません。月山レストハウスから約10分ほど湿原を歩いて行くと御田原神社に着きます。
〈祭神〉は、クシイナダヒメ (スサノオの妻)です。

霧の御田原神社参道
弥陀ヶ原湿原

御田原神社から月山神社を遥拝(遠くから拝む)することで、月山神社本宮を参拝したのと同じご利益を得られるとのことです。しかし、この濃霧です。月山の頂上は見えません。日本の神では一番好きな〈月読命〉に会えないと思うと、とても残念でした。

下の写真の奥に見える鳥居から徒歩で2時間30分ほどで、月山神社本宮へ行けるといいます。

月山とウサギ

月山神とウサギ
月山大神は欽明天皇八年・卯年(547年)に月山に降臨されたと伝えられています。そのため、ウサギは月山の神様のお使い・月の精として崇められています。悪運から逃れる力があるとされ、干支の卯年は月山の御縁年とされています。

ところで、地上のウサギは全てメスで、月に住むウサギがオスって知っていましたか?

童謡の『うさぎ』は、月にいるオスを慕う地上のメスの情景を歌ったものだそうです。
♪うさぎ うさぎ なにみて はねる
♩じゅうごや おつきさま みてはねる

月山・御田原神社
月山・御田原神社
月山・御田原神社
御田原神社

御朱印は、このように神職の方が書いてくださいます。(300円)

月山にはご先祖様の霊がいるため、死後の安楽と往生を祈る山。そして、山伏の修行では、死後を体験する山—それが月山なのです。今日の霧の天気は、まさにそんな死後の世界を思わせます。

湿原に咲いている黄色の百合が、なんだか生まれ変わりを待っている魂のように見えてきました。また、白い小さな花は、賽の河原で石を積んでいる子供の魂でしょうか。

弥陀ヶ原湿原の高山植物
弥陀ヶ原湿原の高山植物
弥陀ヶ原湿原の高山植物

月山神社

御田原神社

出羽三山生まれ変わりの旅 その②羽黒山
▶︎【出羽三山・羽黒山】マジで死にそう!「現世」が最も辛い参道2,446段

おすすめの記事