【四季の旅】2018年2月24日(土)
上毛三社めぐり 赤城神社〜榛名神社〜妙義神社 その②
群馬県高崎市榛名山町849
榛名神社の自然と融合した建築物と七福神
〈主祭神〉火の神・火産霊神(ほむすびのかみ)と土の神・埴山姫神(はにやまひめのかみ)
〈御神徳〉鎮火、開運、五穀豊穣、商売繁昌
いかにもパワーがありそうな歴史を感じる随神門。この随神門を始め、榛名神社の建築物の多くは国の重要文化財に指定されています。
随神門をくぐると、みそぎ橋。橋のたもとに立っているのは七福神の「寿老人」。橋の先には、パワーあふれる樹齢100〜400年の千本杉が並び、右は美しい渓谷になっています。
千本杉の終わりに七福神の「布袋」が現れ、そして売店「三昇堂」と「みそぎ屋(梅の店)」が続きます。「みそぎ屋」の前に七福神の「福禄寿」が立っていました。
店の先に、三重塔が階段の上に見えます。
階段を上り、鳥居をくぐると役行者が修行したと伝えられる行者渓にかかる神橋。橋の向こうには、今にもずり落ちてきそうな大きな石がせり出ています。
さらに先へ行くと、右手に細い暦杼楓瓶子瀧(れきじょふうみすずのたき)。
左には、武田信玄が戦勝祈願して矢を射立てたと言われる「矢立杉」、その横が神幸殿、「矢立杉」の前には御水屋。ここでお清めをします。神幸殿前の階段を上がり、神門をくぐると社務所になります。
鉾立岩をバックにした双龍門
社務所で御朱印をもらい、後ろを向くと双龍門。この自然と一体化した門は、いかにもパワースポットここにありといった風情。この門には名前のごとく、たくさんの龍の彫刻が施されています。階段の手前に七福神の「大黒天」が立っています。
ものすごいパワーを感じませんか?
榛名神社の御姿岩は自然にできたの?
双龍門をくぐると、天狗像が前にある神楽殿と本社(拝殿・弊殿・本殿)。本殿の左後ろには御姿岩がそびえています。本当に自然にできたのでしょうか? まるで頭と体のように見える奇岩!
そして、頭に見える部分は、今にも落ちてきそうなほど。この御姿岩内の洞窟に、本殿として御神体が祀られているそうです。どんな御神体なのか、興味が湧いてきますね。
終わりに
榛名神社は、このほか水琴窟、塞神社、萬年泉、御水舎、神楽殿、額殿・国祖社などがあります。実際にツアーに参加されてご自身でご確認されることをお勧めいたします。
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