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奥社の見どころ。家康の宝塔と叶杉

叶杉と家康の墓(宝塔)

日光東照宮の奥社は、徳川家康公が眠る神聖な場所として、多くの参拝者に深い感動を与え続けています。

その最初の一歩は、207段の石段を登ることから始まります。この石段は、歴史と祈りが込められた道であり、参拝者を神聖な空間へと導いてくれます。

登り終えた先に待っているのは、家康公の御霊が宿る宝塔と、願いが叶うとされる「叶杉」。これらは日光東照宮奥社の魅力的な見どころであり、パワースポットとしても多くの人々に親しまれています。

この記事では、奥社の歴史的背景と共に、その神聖さや見どころを詳しくご紹介します。

日光東照宮 奥社207段の石段の歴史と構造とは?

日光東照宮・奥社の石段

石段の起源と歴史背景

日光東照宮の奥社へ続く207段の石段は、歴史的に重要な役割を果たしてきました。この石段は、徳川家康公を祀る東照宮の一部として江戸時代初期に整備されました。

奥社は、徳川将軍家以外の立ち入りが許されない神聖な場所とされ、この石段はその神域への入り口を象徴しています。また、石段の存在は、家康公の『東照公御遺訓』冒頭にある「人の一生は重荷を負いて遠き道を行くが如し。急ぐべからず。」という教えと重なり、精神的な鍛錬の象徴とも言えます。

207段の石段に使われた素材と技法

石段には、日光特有の御影石が使用されています。これらは当時の高度な技術で加工され、一定の間隔で丁寧に配置されました。

一段ごとに一枚の石が使われており、傾斜部分の石柵は、笠、柱、土台がすべて石をくり抜いて作られています。また、寒さが厳しい日光の冬に対応し、凍て上がりを防ぐ工夫も施されています。

日光東照宮・奥社の石段鳥居を潜ると右手に奥社の拝殿があります。

石段を含む奥社参道の景観の魅力

日光東照宮の奥社参道は、207段の石段を中心に美しい景観が広がっています。石段の両脇には緑豊かな杉林が立ち並び、歴史の重みと自然の荘厳さが調和した特別な雰囲気を醸し出しています。

特に、木漏れ日が石段を照らす光景や、鳥のさえずりが響く静寂な空間は、他では味わえない癒しを提供します。この場所は、パワースポットとしても知られ、多くの人々に親しまれています。また、季節ごとに変化する木々の彩りが参道全体を鮮やかに染め上げ、四季折々の美しさが訪れる人々を魅了します。

日光東照宮・奥社拝殿

奥社の拝殿

徳川家康が眠る神聖な場所「奥社宝塔」

奥社宝塔の構造と歴史的背景

奥社宝塔は、日光東照宮奥宮の中心的存在であり、徳川家康公の御霊が宿る神聖な場所として知られています。

その歴史は、東照宮が創建された元和3年(1617)にさかのぼります。家康公の遺徳を今に伝える象徴として、長い年月にわたり大切に守られ、風雨に耐えながらも荘厳な佇まいを保ち続けています。その姿は、訪れる人々に深い感動を与え続けています。

日光東照宮・奥社

宝塔の改修と保存されてきた経緯

この宝塔は、天和3年(1683)の地震で当初の木造のものが破損したため、昭和40年(1965)の東照宮350年祭を機に再建・公開されました。現在の宝塔は、8角5段の石基壇の上に青銅製の3段を設け、その上に唐銅製(金・銀・銅の合金)の塔を載せた構造となっています。

また、気候や自然災害による劣化を防ぐため、専門家による定期的なメンテナンスも行われています。多くの人々の努力により、日光東照宮奥社の重要な見どころである宝塔は、今もその神秘的な姿を保ち続けています。

日光東照宮・奥社

徳川家康が眠る神柩とその意義

奥社宝塔に納められた神柩は、徳川家康公の御霊を祀るために特別に安置されたものです。家康公は「東照大権現」として神格化され、平和と繁栄をもたらす存在とされています。

そのため、宝塔は多くの参拝者にとって祈りを捧げる特別な場所であり、日光東照宮を訪れる際には欠かせないスポットです。また、この場所はパワースポットとしても知られ、家康公の意志や遺訓が後世の日本人に継承される重要な意義を持つ場所でもあります。

願掛けのスポット!叶杉の魅力

叶杉の概要とその由来

奥社宝塔の裏手にある「叶杉(かなえすぎ)」は、多くの参拝者が願いを込めて訪れる縁起の良いスポットとして知られています。この杉の樹齢は不明ですが、東照宮創建時にはすでに存在しており、奥社の神聖な空気を一層引き立てています。

その名の「叶杉」は、「願いが叶う」という意味から名付けられたと伝えられています。徳川家康公を祀る東照宮奥社に佇むこの杉は、パワースポットとしても有名で、特に恋愛や仕事運の願掛けをする人々に親しまれています。

日光東照宮・奥社の叶杉叶杉の洞に祈願します。

叶杉への願掛けのご注意

叶杉での願掛け方法はとても簡単で、誰でも行うことができます。まず、叶杉の前に立ち、自分の願いを心に込めて木の洞に願いをかけます。また、叶杉の御霊分けとして、白・桃・青の3色から選べる叶鈴守も販売されています。

叶杉を訪れた参拝者の体験談と感想

叶杉を訪れた多くの参拝者は、その神秘的な雰囲気と不思議な力を感じたと語っています。「願掛けをした後、仕事が順調に進みました」「恋愛成就のお礼参りに来ました」など、感謝の声が寄せられています。

また、「奥社の石段を登った後の美しい景観の中で、叶杉に祈りを捧げる時間は特別で充実したものだった」といった感想も多く、日光東照宮奥社の見どころとして、訪れるべきスポットの一つとされています。

日光東照宮 奥社のパワースポットの神聖さ

日光東照宮の奥社(奥宮)は、徳川家康公が眠る神聖な場所として広く知られています。207段にわたる石段を登り切った先に位置する奥社は、数々の歴史と祈りが込められた神域です。

その中心にそびえる宝塔は、日光東照宮の象徴的な存在であり、多くの参拝者を魅了するパワースポットとしても注目されています。この場所は、訪れる人々に静謐で荘厳な雰囲気を与え、心身を浄化し、新たなエネルギーを授けてくれる特別な空間と言えるでしょう。

特に宝塔を取り巻く自然は深い緑に包まれ、木々のざわめきや小鳥のさえずりが静けさの中で生命の息吹を感じさせます。こうした環境は、参拝者が自身と向き合う場として最適であり、そのために遠方からわざわざ訪れる人も少なくありません。

さらに、宝塔を中心に強い霊力が宿っているとされ、多くの人々が「御朱印」をいただきながら、自身の願いを思い浮かべます。日光東照宮の奥社は、単なる歴史的建造物ではなく、パワースポットとして人々の心に安寧と恩恵をもたらす特別な空間なのです。

日光東照宮 奥社の御朱印日光東照宮 奥社の御朱印

日光東照宮 奥社の見どころ[まとめ]

日光東照宮の奥社は、ただの観光名所ではなく、神聖でパワフルな空間です。

歴史的な価値を持つ207段の石段を登り切ることで、参拝者は家康公の御霊を感じることができ、宝塔や叶杉での願掛けは心を清め、新たなエネルギーを授けてくれます。

豊かな自然に囲まれたこの場所は、心身の浄化とともに、訪れる人々に深い癒しを与え、特別な時間を提供しています。

日光東照宮奥社は、歴史、自然、そしてスピリチュアルな要素が調和した、訪れる価値のあるパワースポットです。