鎌倉 鶴岡八幡宮の見どころ5選を紹介します。
- 鶴岡八幡宮・本宮(上宮)
- 鶴岡八幡宮・舞殿〜静御前の物語
- 源平池と旗上弁財天
- 神苑ぼたん庭園
- [小町通り]趣のあるお店がたくさん
(はとバス/2012-10-4)
鶴岡八幡宮の詳細はこちらから確認できます(MAPあり)。
周辺の宿泊先もチェックできますので、ぜひご覧ください。
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(鎌倉市で検索)
【目 次】
鶴岡八幡宮・本宮(上宮)
1063年(康平6年)源頼義が奥州を平定して鎌倉に帰り、源氏の氏神として出陣に際してご加護を祈願した京都の石清水八幡宮を由比ヶ浜辺にお祀りしたのが始まりです。
その後、源氏再興の旗上げをした源頼朝は、1180年(治承4年)鎌倉に入るや直ちに御神意をうかがって由比ヶ浜辺の八幡宮を現在の地にうつしました。また、 1191年(建久2年)には鎌倉幕府の宗社にふさわしく上下両宮の現在の姿に整え、鎌倉の町づくりの中心としました。(鶴岡八幡宮・公式サイトより)
【ご祭神】
- 応神天皇(おうじんてんのう)神功皇后の御子で八幡様
- 比売神(ひめがみ)八幡神の妃神
- 神功皇后(じんぐうこうごう)新羅を征伐して
鶴岡八幡宮・若宮(下宮)
鶴岡八幡宮・若宮(下宮)ウィキペディアより
【ご祭神】
- 応神天皇(おうじんてんのう)の御子、仁徳天皇
- 履中天皇(りちゅうてんのう)仁政を施した王
- 仲媛命(なかつひめのみこと)応神天皇の皇后で仁徳天皇の母
- 磐之媛命(いわのひめのみこと)仁徳天皇の皇后で履中天皇の母
隠れ大銀杏
2010年(平成22年)3月10日未明、鎌倉の歴史を見守ってきた大銀杏は倒れてしまいました。
『新編鎌倉志』(徳川光圀が編纂)には、3代将軍源実朝を暗殺した公暁が大銀杏の影に隠れていたという話が載っています。そのため、この大銀杏の幹は「隠れ銀杏」とも呼ばれています。
倒れる前の大銀杏(ウィキペディアより)
鶴岡八幡宮・舞殿〜静御前の物語
鶴岡八幡宮・本宮の大石段(61段)から、舞殿〜若宮大路方面(舞殿の屋根の上にかすかに見える鳥居)を見下ろしたものです。毎年、舞殿では静御前の心をしのんで、舞の上手な女性がひとり選ばれて舞を奉納します。
1186年(文治2)義経に同行していた静御前は、鎌倉に捕らわれの身となりました。彼女は舞の名手でしたので、頼朝の命をうけ義経との別れの悲しみを舞いました。
しづやしづ しづのをだまき くり返し 昔を今に なすよしもがな
(しず)の布を織る麻糸をまるく巻いた苧(お)だまきから糸が繰り出されるように、たえず繰り返しつつ、どうか昔を今にする方法があったなら
吉野山 峰の白雪 ふみわけて 入りにし人の 跡ぞ恋しき
吉野山の峰の白雪を踏み分けて姿を隠していったあの人(義経)のあとが恋しい
静御前(ウィキペディアより)
頼朝は激怒しましたが、妻の北条政子が「私が御前の立場であっても、あの様に謡うでしょう」と取りなして、静の命を助けました。
この時、静は義経の子を妊娠していました。
頼朝は「女子なら助けるが、男子なら殺すように」と命じます。閏7月29日、静は男子を産みました。しかし、泣き叫ぶ彼女から取り上げられた赤子は、由比ヶ浜に沈められました。
9月16日、静と磯禅師は京に帰されます。憐れんだ政子と大姫が多くの重宝を持たせたといいます。その後の静の消息は不明です。
源平池と旗上弁財天
源平池に浮かぶ旗上弁財天
源頼朝の旗挙げに際して、家運長久の守護神として弁財天が現れ、霊験があったと伝えられました。旗上弁財天社は、北条政子が建立したものとも伝えられています。〈鎌倉・江ノ島七福神〉の一つです。
旗上弁財天社
清々しい白い彼岸花
鶴岡八幡宮・神苑ぼたん庭園
鶴岡八幡宮には、鳥居を入った右側に〈神苑ぼたん庭園〉があります。
写真は、2013年4月4日に訪れた時のものです。ちょっとした所に風情が感じられました。(入園料500円)
[小町通り]趣のあるお店
そのあと、境内の出口の鳥居からまっすぐ走っている「若宮大路」を下って行き、右に曲がり、さらに右に曲がり、若宮大路と平行に走っている「小町通り」を鶴岡八幡宮方面に向かって歩きました。
この通りには趣のあるお店がたくさん並んでいて「ここは、鎌倉なんだな〜」と、しみじみ思わせてくれます。
この通りの最後には、干物屋さん〈山安鎌倉店〉があります。種類も豊富で、その価格はとてもリーズナブル。買って帰りたかったのですが、バスの中で干物は臭うので止めました。
店の前で焼いている試食の干物は、美味しかったです。
鎌倉 鶴岡八幡宮のアクセス方法と駐車場
【住 所】神奈川県鎌倉市雪ノ下2丁目1−31
【営業時間】5:00~21:00
【最終入門】20:50
- 電車
JR鎌倉駅東口より徒歩10分・江ノ電鎌倉駅より徒歩10分 - 車
(東京方面より)
首都高速から横羽線または湾岸線経由で狩場I.C.へ。 狩場I.C.より横浜横須賀道路を利用。朝比奈I.C.で降り、県道204号金沢鎌倉線を鎌倉方面へ。
(関西方面より)
名神高速、東名高速を利用。横浜I.C.で降り、国道16号線から横浜横須賀道路を利用。朝比奈I.C.で降り、県道204号を鎌倉方面へ。 又は、東名厚木I.C.で降り、国道129号線を平塚方面へ。 高浜台交差点を左折し、国道134号線へ入る。約15kmほど進み、滑川交差点を左折。
【駐車場台数】普通車40台
【利用時間】9:00~19:30
【料金】1時間まで600円 ※以降30分毎300円
※ご祈祷をお受ける方は2時間まで無料
鶴岡八幡宮の詳細はこちらから確認できます(MAPあり)。
周辺の宿泊先もチェックできますので、ぜひご覧ください。
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(鎌倉市で検索)
終わりに
鎌倉 鶴岡八幡宮の見どころ5選を紹介しました。
- 鶴岡八幡宮・本宮(上宮)と若宮(下宮)
- 鶴岡八幡宮・舞殿〜静御前の物語
- 源平池と旗上弁財天
- 神苑ぼたん庭園
- [小町通り]趣のあるお店がたくさん
2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が放送されて、鶴岡八幡宮の写真を見ると感慨深くなります。
3代将軍源実朝を暗殺した公暁が大銀杏の影に隠れていたという話、舞殿で舞った静御前の悲しき物語。ツアーで見た時は知らなかった話なので、なんの感慨もなかった。しかし、知っていれば、もっとツアーが楽しめたはずです。
やはり、ツアーに行く前には、下調べをしておいた方がいいですね。
→【鎌倉 長谷寺】見どころ5選。鎌倉の西方極楽浄土と暗闇の弁財天の謎?
→【鎌倉 成就院】由比ヶ浜を眺望できるアジサイの参道[見どころ]
鶴岡八幡宮の詳細はこちらから確認できます(MAPあり)。
周辺の宿泊先もチェックできますので、ぜひご覧ください。
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