古事記 イザナギとイザナミの「国生み」 イザナミ「私の体はすでに完成していると思いますが、何か足りず一箇所だけくぼんだ裂け目に穴があります」。イザナギ「私の体もすでに完成しているのだが、何かが余って一箇所だけ出っ張っている物がある」 2023年3月18日
古事記 アマテラスと天岩屋戸(あまのいわと)伝説 アマテラスが隠れた天岩屋戸の前で、アメノウズメが踊り始めました。アメノウズメは舞が進むと乳房を出し、八百万の神々は大喜びで騒ぎます。アマテラスは不審に思い、岩戸を少し開けて尋ねました。「真っ暗闇の中で、みんなは一体何を騒いでいるのだ?」 2023年3月18日
古事記 オオナムヂからオオクニヌシの名へ。国づくりの始まり スサノオ「オオナムヂ、その生太刀と生弓矢で八十神の兄たちをやっつけろ。以後、オオクニヌシ(大国主神)と名のり、スセリビメを正妻にし、出雲の山に地底の石を太い柱にし、天高く壮大な宮殿を立てよ。良いな、小わっぱ」 2023年3月18日
古事記 恋多きオオクニヌシとスセリビメの嫉妬 スセリビメ「八千矛の神オオクニヌシさま、あなたは男でいらっしゃるから、行かれる先々の港に若い妻がいらっしゃるのでしょう。しかし、私は女ですから、あなたの他に夫は、男はいません。柔らかな布団の上で、若い胸や白い腕をそっと触れたり撫ぜたり… 2023年3月18日
古事記 天孫降臨① ニニギノミコトとサルタヒコの案内 アメノウズメノミコトが分かれ道に立っている神に尋ねると、その神はこう答えました「私は、国つ神のサルタビコノカミです。天の神御子ニニギノミコトが天降ると聞きましたので、案内いたすべく参上いたしました」 2023年3月18日
古事記 天孫降臨② ニニギノミコト、高千穂に降臨 ニニギノミコトは高天原を離れると、雲を分け、道を分け、天の浮橋を渡り、九州の日向の高千穂に降り立ちました。「ここは韓国(朝鮮)に向きあい、笠沙之岬に道が通じていて、朝日がまっすぐ海からさし昇る国で、夕日が輝くよい処である」 2023年3月18日
古事記 海幸彦(ウミサチヒコ)と山幸彦(ヤマサチヒコ) 兄の海幸彦がやってきました。「お前も魚が一匹も釣れないボウズか。俺も全然ダメだ。お互い慣れない道具を使っても、獲物はとれないものだな。もう、お互いの道具を元に戻そう」山幸彦は、正直に釣り針を海に落としてしまったことを兄に告げました。 2023年3月18日
古事記 山幸彦と豊玉姫(トヨタマヒメ) 不思議に思った豊玉姫は、門のところに出てみました。すると、そこにいた山幸彦を一目見るなり、恋に落ちてしまいました。山幸彦も、豊玉姫から視線をそらすことができません。二人は、しばらく見つめ合っていたのです。 2023年3月18日
古事記 山幸彦と塩盈玉(しおみつたま)と塩乾玉(しおふるたま) 綿津見神(ワタツミノカミ)の教え「海幸彦を塩盈玉(しおみつたま)で溺れさせなさい。もし、海幸彦が苦しんであなたに助けを求めてきたら、塩乾玉(しおふるたま)で悩ませ苦しめなさい」 2023年3月18日
古事記 豊玉姫の出産と初代天皇・神武天皇 ある日、綿津見神の娘・豊玉姫は地上の山幸彦のところにやってきました。「私は妊娠しています。もうすぐ出産です。ですが、天つ神御子の子は海の宮殿で産むべきでないとこちらに参りました」 2023年3月18日
古事記 出雲の国譲り② アメノワカヒコの死と葬儀 アメノワカヒコが放った矢は、高天原が遣いに出した鳴女(なるめ - キジ)の胸を貫通して、高天原のアマテラスとタカギノカミ(タカミムスヒノカミ)のところまで飛んで行きました。 2023年4月3日