東京都国分寺市にある殿ヶ谷戸庭園(とのがやとていえん)に行ってきました。見どころ5選と所要時間を紹介します。
殿ヶ谷戸庭園はJR中央線「国分寺駅」南口から徒歩1分。庭園に入ると、都会の喧騒が遮断され、まるで高原の隠れ家に来たかのようです。
また、武蔵野段丘の「国分寺崖線」にある起伏に富んだ庭園は、風情たっぷりで歩いていて気持ちのよい空間です。
三菱合資会社の社員で、貴族院議員でった江口定條、三菱合資会社の取締役・岩崎彦彌太を通して、昭和49年(1974)東京都が買収・整備し、有料庭園としました。平成23年(2011)9月21日に殿ヶ谷戸庭園(隋宜園)として、国の名勝に指定されました。
【目 次】
殿ヶ谷戸庭園 入園料は?
殿ヶ谷戸庭園を見学するには、入園料が必要になります。
入園料 | ||
一般150円 | 65歳以上70円 | 小学生以下0円 |
※都内在学・在住中学生/身体障害者手帳お持ちの方は0円 |
【開演時間】9:00〜17:00(入園16:30まで)
【サービスセンター】042-324-7991
殿ヶ谷戸庭園 見どころ5選と所要時間
①殿ヶ谷戸庭園の萩のトンネル
9月中頃に小さな花紫の花が、トンネルを彩ります。トンネルを抜けると左には、4月下旬頃に見ごろを迎える藤棚(写真下)
②殿ヶ谷戸庭園の本館
藤棚の方から振り返ると入り口の方に見える本館。和洋折衷の建物。
藤棚の先を下っていくと、竹林があります。
③殿ヶ谷戸庭園の竹林と馬頭観音
竹林の先に、次郎弁天池が左にあります。
④殿ヶ谷戸庭園の次郎弁天池と湧水
地下水を湧出するハケ(崖線)が敷地内にあり、この湧水を利用したのが二郎弁天池です。
馬頭観音へは、次郎弁天池の左上へ登っていくとあります。国分寺市内に11基のこる馬頭観音の一つ。馬は生活に欠かせない動物として、大切にされ、供養されています。
次郎弁天池をあがっていくと、紅葉亭があります。
⑤殿ヶ谷戸庭園の紅葉亭(こうようてい)
数寄屋造風の茶室。前方下に二郎弁天池があります。その名の通り秋には、イロハモミジの紅葉が見下ろせます。茶会・句会に利用できます。
集会施設(30名) | ||
午前部9:00〜12:30 | 午後部13:00〜16:30 | 1日9:00〜16:30 |
4,000円 | 4,000円 | 8,000円 |
※別途入園料が必要です。 |
鹿(しし)おどしは紅葉亭の脇にあり、井戸水を利用。庭園に響くその音が、風情を加えます。
殿ヶ谷戸庭園・所要時間
見どころ①から⑤までをゆっくり見ながら歩いても、30〜40分です。時間がなけれ20分でも回れますが、都会の喧騒を離れ、まるで高原の保養地に来たような感覚を満喫するには60分ほど見ておくと良いでしょう。
殿ヶ谷戸庭園 アクセス方法
【住所】東京都国分寺市南町2-16
【最寄り駅】国分寺
・JR中央線
・西武国分寺線・西武多摩湖線
・南口より徒歩1〜2分
【駐車場】なし
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殿ヶ谷戸庭園を後に
終わりに
東京都国分寺市にある殿ヶ谷戸庭園(とのがやとていえん)の見どころ5選と所要時間を紹介しました。
殿ヶ谷戸庭園はJR中央線「国分寺駅」南口から徒歩1〜2分。武蔵野段丘の「国分寺崖線」にある起伏に富んだ庭園は、風情たっぷりで歩いていて気持ちのよい空間です。
30分あれば一回りできますので、国分寺にお出かけの際は、ぜひ訪れてみてください、