石神さん「女性の願いを1つ叶える」ご祭神・玉依姫と姉の豊玉姫

神社とご祭神

2018年12月12日、神明神社(石神さん)と伊勢神宮(内宮・外宮)を参拝しました。当日は、午前中は雨でしたが、雰囲気はとても良かったです。
また、添乗員さんが神明神社の宮司さんと知り合いでしたので、通常は入れないところにも入れ、拝殿の写真も快く撮らせていただきました。

石神さんご祭神・神武天皇の母 玉依姫と姉の豊玉姫

出産のため、山幸彦の元へ来た豊玉姫

山幸彦は兄・海幸彦に借りた釣り針を探して、海の神・綿津見神の宮殿に行きました。そこで、出会ったのが豊玉姫。二人は結婚します。
綿津見神の家来である海の生物から無くした釣り針の情報を集め、タイの喉にひっかかった釣り針を見つけました。山幸彦は釣り針を返しに、陸に戻ります。

しばらくして、豊玉姫は
「子供を身籠り、出産のためにやってきました」
と、山幸彦を訪ねてきました。
「では、産屋を立てましょう」と、山幸彦。

豊玉姫は出産時、自分が人間の姿ではなく、海の生物に戻るのを心配して山幸彦にお願いしました。
「出産の時は、私は本来の海の生物に戻りますので、
決して産屋を覗かないでください」

「わかりました」と、山幸彦。
やがて、まだ産屋が完成しないうちに、豊玉姫は産気づき、産屋に入りました。

逃げ出す山幸彦

「ウワ〜〜〜〜〜〜〜」
出産が近づくと、豊玉姫は大きな呻き声をあげました。
山幸彦は心配で、約束していた「決して産屋を覗かない」ことを忘れ、中を覗いてしまいました。
すると、中にはおぞましい和邇(わに)がのたうちまわっていました。
「ヒェ〜〜〜〜〜〜〜」
山幸彦は、思わずそこを逃げ出しました。

生まれた子は、産屋がまだ完成していなかったことから、鵜葺草葺不合命(ウカヤフキアエズノミコト)と名付けられました。

豊玉姫の子と結婚した玉依姫とその子・神武天皇

豊玉姫は悲しんで、父の綿津見神の宮殿に帰ってしいました。その時、海と陸の世界の境「海坂(うなさか)」を閉ざしました。

逃げ出した山幸彦ですが、落ち着きを取り戻すと豊玉姫を強く恋していました。
その後、豊玉姫は山幸彦を慕っていましたが、子を養育するために妹の玉依姫を山幸彦の元へ送りました。

豊玉姫の子・鵜葺草葺不合命(ウカヤフキアエズノミコト)は、玉依姫によってすくすく育ちました。大きくなると、育ての親である叔母の玉依姫と結婚します。
二人の間に生まれた子が、初代天皇・神武天皇です。

玉依姫の性格

姉の子を育て、その子と結婚する玉依姫。その心根は優しさに満ちた温かい性格であったと考えられます。
山幸彦にしても、玉依姫の本来の姿は和邇(わに)とわかっているはずですが、自分の子との結婚を許しています。とても、親身に子育てをしていたのだと思います。

普通なら、そんな妹の玉依姫を見ていたら、山幸彦が結婚を申し込んでもおかしくはありません。が、山幸彦は姉の豊玉姫をいつまでも愛していたのでしょう。

石神さん(石神社)

石神さん(石神社)

石神さん(石神社)のご由緒
その昔、正月のある晩、島田髷(まげ)にゆった女神が石神さんの元に現れたという言い伝えを相差(おうさつ)の海女が古くから信仰し、海に潜る際の安全大漁を祈願してきました。そのことから、女性の願いなら、一つだけ必ず叶えてくれると言われるようになりました。

石神さん(石神社)のお守り

石神さん(石神社)のお守り

石神さんのお守りは、郵送しても叶えられます。祈願用紙に願い事を1つ書いて、送るだけです。(無料)

ドーマン・セーマンの印
三重県志摩地方(現・鳥羽市と志摩市)の海女が身につける魔除けです。

セーマン・ドーマン

星形の印を「セーマン」、格子状の印(九字紋)を「ドーマン」と言い、海女の磯着に帝王紫と言われる貝紫(イボニシ貝の分泌物から)で描きます。
また、セーマンは安倍晴明、ドーマンは蘆屋道満の名に由来するともいわれています。
※九字紋は横5本・縦4本ですが、神明神社の御朱印は、横4本・縦5本になっています。

神明神社(石神さん)の御朱印

神明神社(石神さん)の御朱印

たくさんの石神さんのお礼参り

お礼参りの絵馬掛け

数ヶ月でこの数のお礼参りの絵馬掛け。さぞ、願いが叶うのですね。

願い事叶えてくださり、ありがとうございます。
真人さんに出会わせていただきありがとうございます。
しょうちゃんと結婚できました。ありがとうございました。
無事に娘を授かることができました。ありがとうございました。
病気を治すことができました。
……
かかっている絵馬は、すべて女性のお礼参りでした。

神明神社と石神さんのご案内

神明神社の鳥居

駐車場から8分ほどで、神明神社の鳥居に着きました。

神明神社・参道
石神さんとお守り授与所

石神さんとお守り授与所が見えてきました。
【ご注意】神明神社を先に参拝してから、石神さんに祈願するのが順番です。

石神さん(石神社)

本殿と薬師堂、手水舎

神明神社社殿と薬師堂、手水舎が手前にあります。

神明神社本殿
神明神社・本殿
神明神社・ご祭神名

神明神社のご祭神は、天照大神ほか26柱の神様を祀っています。

本殿右前にある長寿の館

社殿右前にある長寿の館
中にはご神木の楠木の枯れ木があります。
「諸国誌草稿」によると、長さ約6.7m、周り約14.7m、径3.6mと記されています。八畳敷きの大きさです。
長く生きてきた楠木を郷人の長寿の守りとして、長く保存するため「長寿の館」と名づけ、保護するための覆屋社を建てたものと説明されています。

ご神木の楠の木の枯れ木

神明神社の本殿と裏の原始の林
元来は入ってはいけないのですが、前に書いた通り添乗員さんと宮司さんとの仲から神明神社の横から入っていくことができました。拝殿裏にある本殿と原始の林を思わせる自然があります。

神明神社の本殿
神明神社の境内
神明神社の境内

神明神社の海女みくじ

神明神社の海女みくじ

入食(いれぐい)。中吉です。
恋愛:ご縁がありすぎて困りそう。一番、意外な人が吉。
健康:好調。イセエビを食べると、さらに好調が続く。
金運:予想外の収入がある。宝くじの購入や投資が吉。
これで中吉です。大吉はどんな幸運が書いてあるのでしょうか?
「入食」を超える表現は何か、も気になりますね。

神明神社の海女みくじ・入食
神明神社のこどもみくじ

新登場!石神さんストラップ型お守り
麻の生地を伊勢志摩の土で染めました。海女の磯着に貝紫で文字書きしたデザインです。海女は、守護のまじない「ドーマン・セーマン」を帝王紫と言われる貝紫で磯着に描きます。

石神さんストラップ
神明神社・お白石

説明によると、氏子の皆さんのお白石持行事で奉納され、御本殿の床下に敷き詰めているそうです。
【ご注意】神社の石・木など持って帰ると、よくないことが起こると言われているそうです。

神明神社・石神さんの近くには、お土産屋が「中辰商店」だけしかありません。
(2018年12月12日現在)

お土産屋「中辰商店」

終わりに

石神さんが「女性の願いを1つ叶える」のは、本当のようです。数ヶ月でかなりの数のお礼参りの絵馬がかかっていました。

実は、添乗員さんからはたったの2ヶ月でのお礼参りだと聞きました。確認する手立てがなく、数ヶ月と書きました。それにしても、お礼参りの感謝の絵馬の多さ、過ごすきますよね!
普通の神社では、お礼参りの絵馬を見たことがありません。

また、このツアー参加者は女性が多く、男性は私と他に夫婦の方の一人でした。


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