(四季の旅:2013年3月12日に参加)
河津桜って、どこにあるの?
静岡県賀茂郡河津町(地図参照)の河津川沿いの桜並木です。町内全域には約8,000本以上の河津桜が植えられています。また、菜の花もあり、「菜の花ロード」と言われている場所では、桜のピンクと菜の花の黄色との色合いが美しい。また、アネモネの赤い花、モクレンの白い花も見られます。
関東で一番早く咲く伊豆・河津桜。2013年3月12日「四季の旅」新宿発で、当時のバス代約4000円(食事なし)で参加しました。電車賃・往復10,926円(2021.10.5)を考えると、超お得でした。
2020年に、河津桜まつりに再び行くことができました。
【河津桜まつり2020。2月11日に出発。7つの橋の景観と食べ歩き】
こちらでは、42枚の写真と地図も入れて、かなり詳しくご紹介しています。どうぞ、河津桜に興味がありましたら、みてください。
河津桜の見ごろは? 桜まつり2017
2017年(平成29年)は、2月10日〜3月10日開催。毎年同じ頃に桜まつりが行われています。
私が行った日は少し寒い年でしたので、3月12日でも満開でした。また、柑橘類も豊富で、その場で絞った生ジュース(400円)をいただけました。川沿いには、縁日のように食事処がたくさん並んでいます。
河津桜の種類は、なぜ早く咲くの?
河津桜とは2月上旬から咲き始め、3月上旬までの約1ヶ月に渡り咲きます。ピンク色のこの桜は、本州でも早咲きの種類で、開花の過程も約1ヶ月間楽しめます。河津桜は、カンヒザクラとオオシマザクラの自然交配と考えられています。河津町では、昭和50年4月に河津町の木として認定されました。
カンヒザクラ
釣り鐘状の花が特徴。おおよそ1月から3月にかけて開花します。花の大きさは1.5〜2.5cmほど。樹の高さは5mくらい。この早咲きの特性と、下向きに花が咲く特質が、他のサクラと交配した時に影響を与え、各地で優秀な園芸品種ができています。
オオシマザクラ
高さは15mに達する落葉高木。花は、春の3月から4月に咲きます。伊豆諸島に多く、和名の由来となっています。ソメイヨシノなどの多くの園芸品種を生みだしました。
少し、若葉の緑色が混じっている木もありました。
河津桜・原木
河津川から一旦離れ、河津桜の原木を見に行きます。河津桜原木は、河津駅から町道を天城山へ向かって1.2kmの地点です。河津町田中の飯田氏宅の庭にあります。1955年頃、河津川沿いで芽咲いているさくらの苗を見つけ、庭先に植えたのが始まりだそうです。
原木の樹齢は50〜60年くらいといわれています。(写真下・文:四季の旅より)
富士山を眺め、小田原・鈴廣かまぼごの里
天気のいい日には、バスから富士山も見えます。コースに入っていれば、小田原で「鈴廣かまぼごの里」で買い物もできます。かなり広い面積があり、かまぼご百貨店ともいうべきで、様々なかまぼこが一覧できます。道路反対側には「割烹 潮の音」がありますが、バスツアーでは入って食べる滞在時間はないです。
(鈴廣かまぼごの里)
アネモネ